あまり知られてないが、四谷消防署には消防博物館なるものが付属している。
私はその存在を消火器に不思議に興味を持つ子のお母さんに聞いた。「結構楽しめた」と彼女は言った。
地下鉄四谷三丁目駅の2番出口と消防博物館は地下で繋がっていて、入り口の内側には制服を着た女性が立っていた。
「見学ですか?」と聞かれ「はい。」と答えると、首から下げる専用のカードを渡してくれた。目の前にはトロけるようなラインのベンツ社の消防車、角張った古き日本のデザインの消防車など歴代の消防車が所狭しと並べてある。
先客の子供たちがそれぞれ防火コートとヘルメットを装着し、気に入った車と記念撮影をしていた。弟もさっそくそれらの存在を見つけて着用すると消防車の前でそっと敬礼してポーズ決めた。
螺旋階段の真ん中には赤いヘリコプターが吊るしてありそこから上に登る。そこが消防署の1階部分。外の大通りをたくさんの車が往来していた。エレベーターで屋上に行く。屋上ではまた本物のヘリコプターが展示してあり、乗り込んで足元までガラス張りなのに驚いた。遥か下に小さく車の列が見えた。これで空は飛べそうもない。
私は高所恐怖症だ。
一階づつ丁寧に見ながら楽しんだ。昔の赤いオートバイの写真も撮ったし、自分で操作出来る消防車の模型で消火活動もした、新宿の高層ビルの夜景の広がる映像を写したヘリ模型にも乗った。随分ながい時間をかけて見学した。去年行った鉄道博物館に比べて、観光化されてないそこは、人もまばらで待ち時間もなく、しかも無料。
まさに我家にぴったりの博物館だった。
弟の消防車好きのおかげで、鶴見区の出初め式の消防車パレードに続き、消防博物館も行った。私も消防車と消防活動についてかなり詳しくなった気がする。( by Yoshiko )