10ぱんだ
 
 子供達にこの本の表紙を見せたら、「かわいー。かわいー。」とまず狂喜する。1ページ目から文章を合唱する。「らくらく木登り1ぱんだ」
「のんびり野原で2ぱんだ」と続く写真には、ぬいぐるみのような愛くるしいパンダが1ぴきづつ増えて、最後に
10ぴきが勢揃い。
毎ページとてつもなく可愛いパンダに子供達は手を握り
しめてぷるぷる身震いする。
 毎日見ても飽きない。簡単な文章は毎日読んでも苦にならない。家族みんなが楽しめる本を手に入れた。
動物写真家の岩合さんの中国のパンダの孤児院で撮った写真が幼児向けの写真絵本として出版された。
 ある日弟が保育園から「夏休みには親子で絵本」というチラシをもらって来た。そこに新刊「10ぱんだ」があった。
「これは!!」とさっそく本屋に行ってみた。
子供コーナーでそれらしき本を見つけられなかった私はすぐに、
「子供向けで『10ぱんだ』という本が福音館から出たと思うんですが?」と尋ねた。「はい、1冊だけ入っています。」と店員さんは明るく答えてくれた。そしてなぜか子供コーナーから消えてしまった。
ついて行くと岩合さんの写真集の並ぶ大型書の書棚の中から1冊の小さな本を手渡してくれた。こんな所にあっては子供達の元に届かないではないか!
 予告通り、パンダの本を持ち帰った母に子供達は喜んだ。そして読んでみてそのかわいさに狂喜した。今でも一日の終わりに心和む本として枕元に置かれている。
                  ( by  Yoshiko )
 
 
ヒメジオン日誌
2007年9月13日木曜日