ミズナラの木
 
 小川村で桜が満開になった4月末から、展示会や納品で東京を行ったり来たりしていてしばらく留守にしていたので、気付くと我家の庭はチューリップも咲き終え草だらけ。そこで今年の「草刈り初め」となった。
 刈り払い機を使うまでもない広さだが、北海道に住んでいた頃には畑は背丈ほどの草に覆われたので「マシン」無しでは手に負えず、すっかりクセになってしまった。
 
 北海道から持って来たモノでもう一つがミズナラの木。
8〜9年くらい前か?北海道・大雪山国立公園、愛山渓付近を散策していて、ひと際おおきなミズナラの木の周りに落ちていたドングリをたくさん拾ってきて庭に植えた。
しかし、何とか芽を出せた数本もほとんど成長せずにまた長い冬の間、雪に埋もれていた。
 長野へ引っ越して来る時、きっとダメだろうと思いつつ、一番大きいのを連れて来てこの庭に植えた。
やはり数年はあまり伸びなくてひょろひょろしていたので子供達に踏みつぶされないでくれと見守っていた。
が、近年みるみる大きくなって来た。長野も気に入ってくれたのか、周りのハナミズキも追い越す勢いだ。こうなると家具屋としては材木を想像してしまう。邪魔な節が入らないよう下枝を払い、ミズナラの周りは特に入念に草を刈り、虫がつかない様に木搾液をまき、全く別格扱である。
 テーブルになるにはあと100年か200年か?
ただこんな木を眺めているだけでも、作る方も使う方も家具に対する想いが変わって行くのではないだろうか。
                   (by Yasushi)
 
 
ヒメジオン日誌
2007年5月19日土曜日