「また読んでたの!まったく好きだねぇ、かあさんも。」
と、小学校から帰って来た娘が言う。
「あと3ページで終わるから、おやつでも食べて静かにし
てて。」
娘は冷蔵庫を開けて自分のカップに麦茶を注ぐと、机の上に用意してあったおやつをつまんで
「あーーおもしろかった。」と余韻にひたる母を静かに眺めていた。
土曜日、子供の昼寝のあい間に読み始めた本、ちょっと厚めの2冊組み、夜もせっせと読み進み、目がしょばしょばすると言いつつもどうにも止められず。
日曜日、子供を昼寝に誘い込みたっぷり3時間ハマってしまった。
月曜日、ついに迎えたクライマックスの時、ランドセルに付けたクマ鈴が遠くから響いてくる。あと少し、いい所なのに。
少年たちのスポーツ青春ものがこんなに面白いなんて自分でも以外。それも今まさに映画化されたばかりの流行ものなのに。
そこに貸してくれた友人からの電話。
「本、読終わったよ。この休みはずーーと本読んでた。おかげで目がしょばしょばする。しかし『ダイブ!』おもしろかった。...........」
と、ひとしきり盛上がった。おもしろさを共有できるっていいよね。
子育ての間、本から遠ざかってしまい、図書館に行っても今に自分が楽しめる本を見つけられなくなってしまった。恋愛もの不倫もの サスペンス そんなんじゃなく楽しめるもの。10年前とは求めるものも変ってしまった。そこで,本と映画なくしては生きて行けない友人にお任せで本を借りる事にした。同世代で、価値観、興味の対象、そんなものを理解してくれているので、彼女のお勧めは
とにかくいい。それは結構なのだが、あまりにもハマってしまうから、借り時を選ばねばならないのが難だ。多忙時には危険な代物である。
さて、次は夫を展示会に送り出す頃かな。
( by Yoshiko )