今年のスキーシーズンには板を四駆のバモスの屋根に載せようと、夫は中古のスキーキャリアを探していた。彼曰く
「バモスは幅が広くて合うキャリアがなかなかヤフーオークションに出て来ないから、3つのパーツに分けて探している。」
しばらく経っても肝心のポールがなかなか手に入らない様子。しびれを切らした私が
「ポールだけ新品を買おう。オートバックスで使える商品券を使おう。」
と提案。決定。注文して、取りに行ってとテマヒマ掛かったが、スキーキャリアを実に安価で手に入れた。
新品をセットでポンと買えない貧しさを嘆くより、楽しむがごとく1つ1つコマを進めるような我家のやり方。
「本当にせこい買い物の仕方だよね。」と言った私に
「テレマークの靴紐も、そうだった。」と夫。
「そうそう、切れた紐の代わりの長い紐がしばらく見つからなくてメーカーのホームページから問い合わせて、在庫を調べてもらって送料が高いと言って、スポーツ店を経由して手に入れた事もあったね。」
「そう。」
「私が昨日、見つけ出して注文したハリオのティーポットの替えのガラスも、メーカー自体に在庫が19個しか残ってなかった。
私が4個買ってからもう一度チェックしたら、しっかり残りが15個になっていたよ。廃盤だからこれでもう手に入らない。
10年前の結婚の記念にこのポットを買って、今までに4個のガラスを割った。
その計算から行くともう10年使えるよ。ポット本体は高かったけど、ハリオの良いものを長く使って頂くというポリシーが素晴らしいと思わない?」
「日本のメーカーはどんどん新品を買わせるようになっていて、この携帯のバッテリーがもう手に入らない。新しいのを買わせるようにできている。まったく、ふざけている。」
「ドイツのメーカーとかちゃんとアフターが行き届いているんだろうね。云々......」
こんな風に私たちの会話は続く。
私たちの買い物がせこいのか。
これが、ひと呼んでエコ夫婦と言われる所以か。
( by Yoshiko )