朝顔と朝勉強
 
 夏休みの宿題を早々に片付けようとする娘の横で朝顔がたくさん咲いている。
薄青のふちが白くて中心が桃色の、去年魅せられた朝顔のこども達だ。
娘が1年生の時、学校で育て夏休みに持ち帰った朝顔はひときわ美しかった。
それは去年のヒメジオン日誌でふれたが、その種を初夏にまいた。同じ花が咲く事を願って。
発芽率がすざまじく、近所に配るほどだった。
照りつける太陽と毎日降る夕立にはぐくまれ見る見る間にベランダにまで伸びた朝顔。
茂みの中でそっと咲き始めた花はまさに娘の朝顔だった。それは徐々に数を増し、上へ上へと舞台を移していった。朝一番に障子戸を開けると花の数を数えていた娘も
じきにそれを辞めた。数えきれないのだ。
 その朝顔をバックに静かに鉛筆を動かす娘の横顔を見ていた。平和なひととき。
私もノートを出してこの時を記そうと思った。
 去年はかよわいと思って育てた朝顔は、思ったよりたくましく旺盛に育っているようだった。    ( by Yoshiko )                    
 
 
ヒメジオン日誌
2008年8月5日火曜日