クリスマスオーナメント
 
 
 11月に入ってクリスマス用のオーナメントをたくさん作った。サンタクロース、天使、雪だるま、月、クマに犬など。薄板を形に木工ミシンで切り抜き、ふちを
サンドペーパーで磨いて仕上げ、オイル塗装する。
その仕上がった木片にフェルトで作った帽子やマフラー等の小物を組み合わせる。小物に細かいステッチが入って
いるのが特徴だ。
 夫との仕事の兼ね合いで空き時間がぽっかりできた時に木の加工をする。仕上げておけば、後は夜な夜なの
ちくちくタイムが始まる。子供を寝かしつけた後に
炬燵に入ってちくちく。至福のひとときである。
細かい作業なのだが、昼間の疲れを癒してくれる。
楽しいひとときなのだ。次の日に差し支えないように11時に切り上げて、布団に入ると実に穏やかな気持ちで眠りにつける。
 今は亡き母も手仕事が好きだった。暇さえあれば何か作っていた。そして本当にたくさんの木目込み人形を残して行った。空き屋になった家にそれは幾つもの箱に 
入ったまま取り残されている。 
 作ったオーナメントはショップやデパートに送られる。人の目に触れ、たまにそれを気に入って下さった方がお金を払って持って帰ってくれる。幸せな事だと思う。
 ちくちく仕事を横目で見ながら夫は言う。
「それで、割が合うの?」そういう問題ではないのだ。
「そういう主婦の趣味の延長上の作品は商売の敵だ。」
いいじゃないか。これだってわずかだが我家の糧となっているのだ。それに第一、私が楽しいのだから。
                   ( by Yoshiko )
 
 
ヒメジオン日誌
2008年12月4日木曜日