一年生の授業であさがおの種を蒔いた。6粒の種に
名前を付けて各自の鉢の土にそっと埋めた。
娘のあさがおは6個とも双葉が出て成長を始め一時
過密状態に陥ったが、ある日袋に2本を持ち帰り
「一番先に芽が出たのを残して、残りのは先生が学校
に植えた。」
と話した。そこで持ち帰った苗を庭のきゅうりの隣に
植えた。
そして夏休みに「くろすけくん」を持ち帰った。薄い
むらさきで中心がピンク色、縁取りが白いこの花は周
りが光る様に際立つ日本的な美しさだった。
それは真夏の太陽がぎらつく頃にはそっと閉じてしま
うはかなく、かれんな花だった。この花にすっかり
魅了されてしまった。朝カーテンを開けるのが楽しみ
になった。
庭に植えた2本はと言うとベランダまで届いて数十個
のあかむらさきと紺の花をにぎやかに咲かせるたくま
しさぶり。
昨日ついに学校に持って行く日の期限が迫り、お別れ
をした。
友人にこの娘のあさがおの話をしたら
「そうなのよ、うちもおろぬいた(間引いたの意。
初めて聞いた方言だけど響きが優しくて今度使おうと
思った。)方のあさがおがその花だったの。本当にき
れいな
花だった。でも大きく育たなくて、弱いのね、きっと。」という。
「今回育ててみて、あさがおがとても好きになったわ。」
同じ思いを持った人がいて本当に嬉しくなった。
来年も娘の持ち帰った種でこの花を育てたいと思う。
                   (by Yoshiko )
 
 
 
娘のあさがお
ヒメジオン日誌
2007年8月27日月曜日