絵本「まいごのどんぐり」
 
 
 
 布団に入った子供達に「まいごのどんぐり」という絵本を読んだ。
読んでいるうちに泣けて来た。一緒に娘も泣いた。「いい話だったね。」
と、鼻をすすって眠った。
朝いちばんに「いい話なんだよ。父さん。」眠ている父さんに向かって言っていた。
 夜、また読んで欲しいという娘に 「代わりに読んでよ。」と父さんが頼むと読み始めた。
  どんぐりの名はケーキ
  コウ君と仲良し
  ある日どんぐりは迷子になって
  落ち葉の下で眠ってしまった
 
  春になるコウ君はランドセル姿
  そして、高校生になり
  森は街に変わる
 
  空ばかり見ていたどんぐりの木は
  ある日コウ君の足音を聞いた
  嬉しくてどんぐりを沢山落とす木
  コウ君はそれを一つ拾って気づくのです
  「ケーキ?」
  大人になったコウ君と
  大きくなったケーキ(どんぐりの木)の再会です
 
  そしてふたりは時々、一緒に空を見ます
  うれしいことです。うれしいことです。
  ケーキは言います。
 
 読み進むうちに娘の声が震えて、声を殺して泣き始めたのは、昨日、私が涙した所と同じところでした。
切れ切れの言葉を読み繋ぐと鼻をすすって眠りました。
寝たふりしていた私ももう一度泣いてしまいました。
                  ( by Yoshiko )
 
 
 
ヒメジオン日誌
2006年12月24日日曜日