親ばか爺ばか
 
 
 6歳の娘はぬり絵にこっている。1ページづつきれいに色鉛筆で仕上げている。弟が起きる前に早起きして服を着替えてせっせと塗っている。
その様子をじぃちゃんも知っている。だから「36色の色鉛筆をクリスマスプレゼントにじぃちゃんに買ってもらおう。」と提案すると娘は喜び、じぃちゃんもその気になったようだった。
これは、価値あるクリスマスプレゼントになると親は思う。
 後日文具売場で、トンボの36色の色鉛筆を見かける。「2400えんだったよ。」とじぃちゃんに知らせると、なぜか黙っている。しばらくするとボソボソと
「ドイツ製の色鉛筆は色がきれいなんだ....」   
「なに!!ファイバーカステルのこと!?私たちだって
24色買うのが精一杯だったのに。36色と言えば1万円
以上するよ。」
「.........」
 そんな事があってから、東京に出張に行くとうさんに値段を調べてもらってから決めようと言う事になった。
そして、とうさんはこの話を出張先でおばあさんにし、
このおばあさんは次の日、伊東屋に行ってこれを買って来てしまったとさ。
 かくして、度重なる孫かわいさの色鉛筆話は決着をみ、猫に小判ならぬ、6歳の娘にファイバーカステル。
娘はと言うと、律儀に弟の前では絶対に使わない。
弟が昼寝をするのを待ってから大事に使っている。
 いろんな想い出を残して、このじぃちゃんが旅立ってしまった。しばらくヒメジオン日誌をお休みしていて、 すみませんでした。                                   ( by  Yoshiko )
 
 
ヒメジオン日誌
2007年4月26日木曜日