ハードメープルはカナダ及びアメリカ北東部が産地のカエデ科の落葉広葉樹です。
高さ 30 〜 40 メートルになる落葉高木で、カナダの国旗に葉がデザインされていてます。
樹液からはメープルシロップやメープルシュガーが採れ、材からもかすかに甘い香りが感じられます。
重硬で肌目は緻密、衝撃性にも強いため家具・床材・楽器材としての他、ボーリングのレーンやピン、大リーグでのバッド素材としても使われています。
玉粒状の鳥眼杢が現れるものは「バーズ・アイ・メープル」と呼ばれ希少材でとても高価です。
メープルはとても白くて奇麗な材種で写真手前のウォールナットや奥のクルミ(オニグルミ)とは明らかに違って真っ白です。
φ900ミリのテーブル天板を製作する場合、メープルで一枚板と言う事は通常不可能ですが、もし他の材種で一枚板があったとしても反り・割れ等の「あばれ」の問題からかなり厚くする必要があり重くゴツいデザインとなり、コスト的にも非常に高価なものとなります。
一般的に3〜5枚程度の板を矧( は)ぎ合わせます。
人工乾燥により含水率10%以下にされている材ですが、削って行く過程で反りが出て来ますので時間を置いて少しずつ仕上げて行きます。
今回は6/4インチ(38.1ミリ)の材を削って厚さ30ミリ程度の天板に仕上げます。